君 は 意 外 と 僕 が す き
夏の午後の、かすかに陰った、それでも十分に強烈な太陽のひかりが窓から差し込んで、フローリング
のいろを薄く照らしている。かげつなはそれをときどき眺めながら、文庫本のページをぱらぱらと繰っ
ていた。夕食を作るには早すぎるし、掃除も洗濯も、とりあえずの家事はすべて終わらせてしまった。
ほぼ一日中家に居るかげつなにはしばしば出現してしまうその時間は、午後にぽっかりと現われる空洞
のようで、救いようがなく退屈なものだった。
かげつなは文庫本を閉じた。
読み終わってしまったが、今から本屋に行くのも気が進まない。
テレビの上にある時計を見上げてみるがまだ三時で、同居人が帰ってくるには最低でもあと三時間はか
かる。早く帰って来りゃいいのに、とかげつなは首を傾げた。さっきからこの動作をすくなくともすで
に五回は繰り返している。
そうやって雀がぼんやりしていたら、急に廊下から音楽が流れてきた。
かげつなはソファに寄りかかっていた背をはっと真っ直ぐにする。その音楽には聞き覚えがあった。同
居人の携帯電話の着信メロディーだ。かげつなはまた首を傾げる。
同居人は今頃会社のはずだ。
メロディーはなかなか止まない。
かげつなはソファから腰を上げて、廊下に出た。
メロディーは寝室から聞こえている。かげつなは寝室のドアを開けた。そこにはもちろん同居人の姿は
なかった。雀はきょろきょろと部屋を見渡し、ふと視線をベッドにやった。
メロディーはどうやらそこから聞こえている。
「あァ、」
かげつなは頷いた。
そういえば昨夜は帰ってきた同居人をそのままベッドに放ったので、そのときに携帯電話がベッドの下
に滑り込んでしまったのだろう。スーツを剥ぎ取ってそのあたりに放ったときに入ってしまったにちが
いない。かげつなは屈んで腕を伸ばし、相変わらず音が流れているちいさな電子器具を握った。
携帯電話のデジタル画面には名前が表示されていた。
雀は首を傾げてしばらくそれを眺め、それから携帯電話を開き、耳に当てた。
『てめェ、猿飛。どんだけひとのこと無視してんだ、Ah?』
当てた途端に低い大音量が鼓膜に突き刺さってきた。
かげつなは思わず携帯電話を前に突き出し、耳にてのひらを押し当て眉をひそめた。まだあちら側の相
手はわあわあと喚いている。
おまえごときにそんな権利があると思ってんのか、いい度胸じゃねェか、Fuck you!
ときどき何を言っているか解らない。
かげつなは携帯電話を遠く離したまま、こちらも怒鳴った。
「俺は猿飛じゃねェ」
『What?』
「鳴ってたから取っただけだ。落ち着け」
ようやく端末が静かになる。
かげつなはまだ眉をひそめたまま、それでも一応それを耳に当てた。
「悪いが、あの阿呆が家に置いてきちまったようだぜ」
『Ah、―――あんた、』
さっきより随分ボリュームの落ちた声で相手は話している。
そうやって聞いてみると、電話の相手はおそろしく体の奥に響くような声をしている男だった。どこか
で聞いたことがあるような気もした。でもどこでだったかは思い出せなかった。基本的にかげつなは、
雀なので物事をすぐに忘れてしまうのだ。
相手の男も、かげつなに心当たりがあるようだった。
『あんたもしかして、あいつと一緒に暮らしてる「かげつな」か?』
「そうだが」
『へェ』
声が嬉しそうに跳ねる。
『元親や幸村から、噂には聞いてるぜ。あんた、随分面白ェ奴みたいじゃねェか。一度会いてェと思っ
てたんだ』
「猿飛の知合いか?」
『おう。あいつ元親と幸村には会わせるくせに、俺には会わせねェってんだからふざけた野郎だぜ』
不満げに声がくもる。かげつなは首を傾げた。
「何故だろう」
『俺が知るかよ』
「ふうん。会いたいなら家に来ればいい」
『へェ、―――いいのかよ?』
「べつに構わん」
佐助の知合いなら家に来てもいいはずだ。
そういえば元親と幸村も随分長い間来ていないが、なんなら三人まとめて呼んでしまえばいい。かげつ
なは佐助の友人たちが決して嫌いではなかった。佐助の友人であるならば、今こうやって電話で話して
いる相手のこともやはり嫌いにはならないだろう。
それにかげつなは、今話している男の、機械を通さない声を聞いてみたいような気がした。
相手はすこし黙ってから、なんだかいやに意地の悪い声で、へェそうかそりゃいいねェ、あいつに連絡
なしで行ってみるか、そいつァはいいSurpriseになりそうだぜ、と笑っている。
ふとかげつなは、そういえば相手の名前を知らないことに気付いた。
「なァ」
『なんだ?』
「おまえ、名前は?」
そういや言ってなかったな、と相手も今更気付いたように言う。
それから、
『俺は伊達政宗だ』
と名乗った。
かげつなは、だてまさむね、とその名前を口の中で繰り返した。
そのすぐ後に、政宗は誰かから呼ばれたようで通話を切った。切る前に、そのうち行くからそのときに
会おうぜ、と彼は言った。かげつなはそれに頷いてからどこにも繋がらない携帯電話を閉じて、てのひ
らに乗せてリビングまで戻った。
時計の針は相変わらず三時からそんなに動いていない。
かげつなは時計を見てから再びソファに腰掛けた。そして今喋っていた相手のことを考えた。伊達政宗。
佐助の友人だ。そのうちに家に来るらしい。どうも聞いたことのあるような声をしている。顔を見たら
どうして聞き覚えがあるのか解るかもしれない。
そこまで考えてからかげつなはおもむろに立ち上がった。
「―――あぁ、っと、これで今日の分はおっしまい」
佐助は伸びをして、パソコンをシャットダウンする。
仕事中には邪魔で後ろでくくってある肩までの赤毛を、ゴムを取ってぱらりと下ろすと、いかにも仕事
が終わったというすっとする感触がしてとてもきもちがいい。
隣のデスクでは相変わらず仕事の遅い幸村がこちらを恨めしげに睨んでいる。佐助は目を細め、いそい
そと鞄に荷物を詰める。幸村が腹を空かした犬のような唸り声をあげる。佐助はそれを聞かなかったこ
とにした。幼馴染みで同僚で、一番の友人に、もちろん同情はするが協力はできない。
なんといっても今日は金曜日なのだ。
「じゃ、真田の旦那。頑張ってね。早くお仕事終わるといいね」
俺はこれからかげつなさんと朝までいちゃつくから。
声に出す代わりに佐助はにっこりと笑って、足早にオフィスを出た。エレベーターに乗って、一階を
目指す。習慣で携帯電話をポケットから取り出そうとして、ふと佐助は眉を寄せた。
そういえば今朝家に忘れたのだ。
なにか緊急の用事が入ってないといいけど、と思いながら肩を竦める。多分昨夜いつものようにかげつ
なに襲われたときにベッドの下にでも潜り込んだのだろう。まったくあの雀はどうしようもない。佐助
は咳をするふりをしながら口元を隠した。
ああ、もう今からにやけちゃいそうで困っちゃうな。
どうしようもないのは雀だけじゃなく自分もだ。佐助はほうと息を吐いて、ゆるみかけた顔を必死で元
に戻す。急ぎの仕事があった関係で、三日ほどろくにマンションに戻れなかった。そういうわけで昨夜
も実はきちんとはできていない。我慢できなくなったらしい雀は玄関で佐助を見た途端にぐっと襟を掴
んで寝室に放り投げたが、明日の朝すぐにプレゼンがあって、その整理ができていないのだと言ったら
渋々身を引いてくれた。佐助はかげつなの、強引で唯我独尊なくせに、ときどき思い出したようにこち
らに気を使うところが意味が解らなくてたまらなく好きだ。
佐助だってかげつなとセックスをしたくてたまらなかった。
毎日しているのだから、三日も間隔が空いたらすでにそれは事件だ。
きっと苛々しながら待ってるんだろうなあ、と佐助はまたすぐに崩れそうになる顔を必死で元の形に留
めながら考える。だってあのエロ雀が三日も我慢するなんて、ちょっと考えられない。ああでもそう考
えると俺様って愛されてるよな。あの雀が気を使うなんて。
早く会いたいなあ、とぼんやりと考えていたら、エレベーターの扉が開き、
「え」
佐助は目を瞬かせた。
一緒に乗っていた何人かが降りて、また何人かが乗ってくる。
そしてそのうちのひとりが、佐助の横に立って首を傾げて、口角を持ち上げた。
「よう」
「かげつなさん、―――どうしたの?」
かげつなはひょいと首を竦めて、それからジーンズのポケットから携帯電話を取りだして見せた。
「忘れ物」
「ああ」
佐助はそれを受け取って、へらりと笑う。べつに持ってきてくれなくてもよかったのに、とかげつなを
見上げると、雀は不思議そうに首を傾げた。その顔は、佐助の言葉がとても不思議なものだと認識して
いる顔だった。おや、と佐助は思った。
その間にエレベーターの扉は閉じてしまう。あ、と佐助が向き直ったときにはすでに遅かった。
慌てて二階のボタンを押して、すぐに降りる。下りのボタンを押してから佐助は改めてかげつなを見上
げた。
「わざわざ悪かったね。実は今帰ろうとしてたところでさ」
「ふうん、そうか」
「でもなんかちょっと嬉しいね」
「なにが」
「うん、早く会えたからさ」
「あァ」
そうだな、と雀は特に照れることもなく平坦に同意した。佐助はますますだらしなく笑みを崩しながら、
かげつなの着ているサマーニットをくいくいと引いた。ほんとうなら手を繋いでしまいたいところを、
さすがに人目があるのでぐっと堪えながら。
「ねえ、どうせならこの近くで晩飯食ってこっか。割に美味い沖縄料理屋があってさ」
「へェ、悪くねェな」
「でしょ。そうしようぜ」
「うん。だがな」
「うん?」
「その前に」
かげつなは佐助を見下ろして首を傾げた。
そして口を開き、
「おまえ、伊達政宗ってこのビルのどこに居るか知ってるか?」
と言った。
佐助は黙った。
エレベーターが下りてきたので、黙ったままそこに乗る。かげつなは急に黙った佐助に首を傾げながら
付いてきた。エレベーターが一階に到着し、今度は間違いなく降りた佐助は、かげつなの腕をぐっと掴
んで黙ったままエントランスに向けて大股で向かおうとした。
もちろんそれは上手くいかなかった。
「おい、何黙りで出て行こうとしてるんだ」
かげつなは足をぐっと開いてその場で仁王立ちをした。
そうしただけで体格に差のある佐助はまったく動けなくなってしまう。佐助は舌打ちをした。それから
吐き捨てるように言った。
「そんなひとは知りません」
「嘘を吐け、阿呆」
かげつなは急に佐助が不機嫌になったので、そして自分の言うことを聞かないのでもちろん不機嫌にな
っていた。元から怖い顔がますます怖くなって、公共の場において途方もなく不適切なことになってい
る。こんな顔の男とこんな場所で睨み合っていることが同僚に知れたら後々面倒になる。
佐助はしばらくかげつなと睨みあってから、しかたがなく雀を空き会議室まで連れていった。
今朝の会議で使って、そのまま持っていたキイでドアを開き、誰もいないととてつもなく広く見えるそ
の部屋にかげつなを押し込む。雀は不満げに顔を歪ませている。
佐助は後ろ手にドアを閉めながら、ほうと息を吐いた。
「なんで?」
「電話があった」
「政宗から」
「おう」
「―――で、なんであんたわざわざ会いに来たのさ」
嫌な予感しかしない。
この雀は昔政宗に命を救われているのだ。
けれども話を聞いてみるとかげつなはまったく政宗のことを覚えてはいないようだった。さすが鳥だ。
佐助は半ば安心して、けれどもその後に続いたかげつなの言葉を聞いて戦慄した。
かげつなは政宗のことを覚えていなかった。
けれども、というよりは、それでも会いたいのだと言う。
「話をしていたらどういう顔をしてるのか気になった」
かげつなはまるで悪びれない。
もちろん雀には何の悪気もないのだ。けれども佐助にとってはこんなに聞きたくない言葉もなかった。
この雀は自分の恋人の前で、なんだか安っぽいドラマで恋が始まりそうな台詞をのたまっている。佐助
は首を振って、残念でした、と無理矢理笑みを浮かべた。
「俺は部署がちがうから、政宗の居場所は知りません」
「そうか」
「うん」
「そいつはしょうがねェな」
「うん」
「じゃァ、」
「―――うん?」
かげつなは佐助の肩に手を置いて、どけ、と言った。
「探してくる」
「なんでそうなんの」
佐助は肩に置かれたかげつなの手を強く握ってその持ち主を睨み上げた。かげつなは不思議そうに佐助
に握られた手を見下ろしている。
「痛ェんだが」
「痛いようにしてるんだよ」
「何故だろう」
「だってあんたが俺の話聞かないから」
かげつなは首を傾げて、聞いてる、と言った。
「伊達政宗の居場所を、おまえは知らんのだろう」
「そうだよ」
「だから探しにいくんじゃねェか。しばらく待ってろ」
「だからなんでそうなんの。諦めりゃいいでしょ―――つうかなんでそんなに会いたいわけ?」
「さァ」
雀は今度は反対側に首を傾げた。
そしてよく解らんな、と言う。佐助はますます顔を歪めた。これはまずい、これはほんとうにまずい。
何事においても具体的すぎるくらいに具体的に生きているこの雀が、こんなに曖昧で抽象的なことを喋
っているなんてとてもよくない。それはもうほとんど恋だ。しかも声だけしか聞いていないのだ。それ
でこれだ。
これで顔を合わせたら、と佐助は一瞬考えて、ぞっとした。
それは絶対にあってはならない。
絶対に阻止しなくてはならない。
「かげつなさん」
佐助は声音を落として、かげつなの手を握っていた力をすっとゆるめた。
握っていた手首から指をするりと動かして、かげつなの指に絡める。そして指の股をくすぐるようにな
でてやると、上にあるかげつなの眉がかすかに寄った。
佐助はにんまりと笑みを浮かべ、心持ち首を傾けてかげつなを見上げる。もう一度名前を呼んでやると、
この方面においてのみとんでもなくよく躾けられた雀は迷うことなく腰を屈めて唇を重ねてきた。佐助
は一旦しっかりとキスをしてから、すぐに口を離し、かげつなの腕を引いて長テーブルに腰掛けさせ、
改めて上から唇を重ねる。ちいさな音を立てて何度か啄んでから、耳の後ろを指で撫でながら体を離し、
ねえかげつなさん、と佐助はまた雀の名前を呼んだ。
「そんなことするより、とっとと家に帰っていろいろしたいことがあるんじゃねえの?」
俺はいっぱいあるんだけどな、と言いながら耳の後ろの指を髪の付け根に添って動かし、首の後ろへと
やる。そのまま筋を解すように皮膚を抉っていると、そのうちうっとりとかげつなの体から力が抜けて
いく。佐助は内心大きくガッツポーズを掲げながらその動作を続けた。ことこの雀をきもちよくさせる
技術については、佐助には絶対的な自信がある。
「明日は土曜日だし、一晩中あんたがしたいことなんでもしてあげるよ」
ほおにキスをしながらちいさな掠れた声を耳に注ぐ。
声が掠れたのは意識したのが半分で、あとの半分は無意識だった。
かげつなをその気にさせようとしていたらなんだか佐助までその気になってきてしまった。家まで保つ
かしらと明後日な心配をしながら佐助はかげつなの顔にキスを降らせる。かげつなはもちろんその気に
なっている。ならないわけがない。佐助が息をしているだけで発情するような大変な生き物なのだ。
けれども、かげつなは佐助の顔をてのひらで押しのけた。
「そりゃするが、―――その前に伊達政宗に会う」
半ば溶けかけた目で、頭を振って佐助を振り切ろうとしている。
佐助は目を細めた。かげつなは深く息を吐いて目を閉じている。もうすっかりきもちよくなる体勢にな
っているくせに、それを落ち着かせようとしているようだった。
この雀が。
すっと体温が冷える。
佐助は声の音程をぐっと落とした。
「そう」
それはまったく意識してのものではなかった。
無意識で、何も考えずに発した声だった。けれどもそれはとんでもなく低かったので、目を閉じていた
かげつなが訝しげに顔を上げた。
佐助は目を細めて笑った。
「そう、かげつなさん。あんた、そういうこと言うわけ」
へえ、そう、そっかあ。
佐助は笑みを貼り付けたまま何度か頷いて、テーブルに手を突いてぐっと身をかげつなのほうへ乗り出
した。かげつなは何度か目を瞬かせてから、すぐ近くにある佐助に向けてどうしたとつぶやいた。この
期に及んでまだそんなことを言う雀に、佐助は笑顔のまま心底から憤った。
すっと一旦体を引いて、かげつなを見下ろす。かげつなはまだよく解っていないような顔をしている。
もちろん雀に解るわけがない。かげつなはやりたいように生きているだけなので、べつに政宗に恋をし
ているだのなんだのという明確な目的意識があるわけもない。
でももし一旦明確な目的意識が出来てしまったら、もう佐助にはどうしようもないのだ。
佐助は笑顔を一定に保ったままでかげつなのほおを撫でて、それからゆっくりとテーブルの上に背中を
押しつけた。ぱちぱちと雀は瞬きをして佐助を見上げている。
佐助はにっこりと笑みを深くして、かげつなにやさしく短いキスをしてやった。
「俺様すっごく傷ついちゃった」
そして口を離してから、態とらしく眉を下げて見せる。
「ねえかげつなさん。責任取って慰めて?」
かげつなは押し倒されたまま首を傾げた。
どういう意味だと言う。どうしてここまでされて解らないんだろうと佐助は腹を立てながらも純粋に不
思議に思った。そんなことばっかり考えているくせにどうして解らないんだろう。
そんなに馬鹿なのか?馬鹿なのか、この雀は?
馬鹿なんだろう、と佐助は考える。だって雀なのだ。
そしてその雀相手にここまで必死になっちゃってる俺も、考える余地がないくらい馬鹿だ。
でもしょうがない。佐助はその「そこまで馬鹿な」雀が好きなのだ。理不尽なくらい好きで好きでたま
らないのだ。佐助は諦めることにした。プライドとか、常識とか、理性とか、社会人としての最低限の
ルールだとか、その辺りの―――つまるところ雀と付き合う上ではまったく必要不可欠ではないものた
ちのことを佐助は綺麗さっぱりと諦めて、きっちりと分別してからゴミ箱に投げ捨てた。
それからまだよく解っていない顔をしているかげつなのジーンズのジッパーを下げてやった。
次
|
「政宗様の出てくる雀話」というにしさまのリクでしたが、伊達と会うと無条件でそこから
恋が始まってルートが伊達エンディング一直線になってしまうので、電話でのみの登場です。
あ、次からややアブノーマルなエロですからご注意あれ。
空天
2009/08/06
ブラウザよりお戻り下さい。